推しを降りると決めた夜

 

ねえ きみが思っている程 ぼくは馬鹿じゃないよ

鈍感なフリするのも 堪えられなくなってきたんだ

ぼくのために さりげなく隠している過去も

たまにつくやさしい嘘も 気付いているんだよ

 

きみが使う ことばひとつで ぼくはいつも 胸が痛いよ

 

平然と振る舞うぼくも 内心は穏やかじゃないよ

全神経を尖らせて 君を探ってるの

乱れる呼吸 泳いでる目 はぐらかす表情

一挙手一投足が 恐くて仕方ないんだよ

 

きみが作る しぐさひとつで ぼくはいつも 胸が痛いよ

 

 

清竜二 痛いよ 

一部抜粋

いや~!いい歌!まさに歌詞が今の心情にぴったりなので良ければ閲覧者さんも聴いてみてください。(宣伝)

 

 

ということで、舞台俳優の推しを降りる決意をしたお話です。

きっかけはブログ。原因は私がお花畑になれなかったこと、今迄の積み重ね、推しくんとの考え方の相違。たったそれだけだと思います。

 

こんな簡単なことで降りちゃうなんて有害オタク!って脳内で囁かれてますが無視します。

 

降りると決めてから、スッキリしているというか呆然としているというか、あまり感情がついてきません。笑

私にとって推しくんの存在は大袈裟じゃなく生き甲斐で。私の毎日は推しくんを中心に回っていたので現場が無くなった今生きる気力が湧かずに仕事はやめてしまいました。心因性発熱に加えストレスで生理も来ません。摂食障害再発につられてうつ病も悪化してる気がします。こう書くと散々だなと思いますが。笑

 

 

推しくんについてはブログの件の前から色々あってもやもやしていました。いつからか幸せだから応援してたのにそれが自分の首を締めていて。それでも好きだったので降りたくても降りられなくて。今までかけた時間とお金と気持ちが大きくて。もしかしたら次はって期待して。

 

例えるなら人生がつらくて飛び降り自殺しようとして、いざビルの上に立つと悩む人の気持ちですね。

 

降りたら楽になれるけど怖い、みたいな。そんな大層な悩みじゃないですけど私に取ってはそれぐらいの問題で。

 

 

前提として、とあるイベントがあったんですがそのイベントが色々あり私は降りようと思って初めて号泣しました。その時点では降りれませんでしたが。笑

そしてそのイベントについてのブログが更新されました。それが私にとっては凄く衝撃的で。曲解かもしれませんが、ファンの愛はいらないと言われた気がして。知ってたんですよ、これだけ推しくんのこと見てたら嫌でもわかります。それでも無理矢理勘違いだと思い込んで見て見ぬ振りしてきたんです。よそよそしい距離感も、不自然に泳ぐ目も、たまにつく優しい嘘も。歌詞のまんま!(呆然)

まさに我慢していた心がガラガラ音を立てて崩れるのを感じました。

今考えると推しくんそこまで言ってないよ(笑)とは思いますが。笑

恐らく私が彼の一番好きだったところって仕事に真面目なところだったんですよね。降りた今気づいたことですけど。だから、彼の仕事に対しての誠実さが私の思う誠実さとすれ違ってしまった事が大きかったんでしょうね。ファンが良かれと思っていたことが本当は負担だったとか。細かい事あげたらキリないですけれど。

推しくんは優しいので、このブログもきっと優しさだったんです。無理してお金積まないでとか言えるくらい優しくて。それは俳優としてどうなのかとは思いますけどね。

 

 

まだグッズは整理できないけれど、推しくんのこと嫌いになったわけじゃないです。これから先推しくん以上愛せる人は現れないと思います。昔の自分のツイート漁ってたら、応援したての気持ちを思い出して切なくなりました。笑

そうそうこういうところ好きだったな、そんなこともあったね、って。そういえば、推しくんの名前大好きでした。その字の通り私の太陽みたいでした。

確実に推しくんのこと大好きでした。この気持ちは、推しくんにとっての愛じゃなくても、私にとっては愛でした。

初めて観に行った日はこんなに好きになる予定じゃなかったのに。本気で推しくんが目標の帝劇に立つの、楽しみにしてたよ。

優しい推しくんが優しい大人に囲まれて優しいファンに囲まれて幸せに仕事できるよういつも願ってます。

 

 

 

いや~!それにしても人って本当に悲しいと涙も出ないんですね!都市伝説じゃなかったんだ!

失恋ソング聴きながら号泣してた時より、涙も出ない今の方が多分凄く悲しいんですよ。でもあまりの悲しさに感情制御されてるっぽいですね。ウケる。

 

暫くは家で気持ちを休めて、どうするか考えたいです。私は何かに依存してないと生きていけないので、多分オタクはやめられません。やめれたらいいんですけど。舞台も好きですし。この人の演技好きだな~くらいの俳優さんは何人かいるのでそこら辺彷徨おうかと思います。ただそのうちの一人が推しくんと作品被ってて悩みます。私が舞台俳優を追ってる間は人気絶頂の推しくんを見ないわけにいかないと思うので仕方ないですけどね。

チケットは全部譲渡出しましたが、一つだけ残してるのがあります。来月のツーショつきイベ。それでお別れしてきます。最後に無茶振りで切ない顔して下さいって言ってみようかな?切ない顔したチェキとか最後のお別れには最高じゃないですか?笑

 

 

 

 

 

 

そうそう、最後に。そのイベント、バレンタインデーだったんですよ。なんの皮肉かと笑っちゃいますね